天井裏のネズミ被害対策!駆除する際の注意点と効果的な対処法とは?
「夜中にネズミが走る足音がうるさい…」「自分で罠を仕掛けたけど効果がなかった…」
天井裏のネズミについて、このような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
ネズミは基本的に夜行性なので夜中に「キーキー」や「キュッキュ」などの鳴き声がしたり、ドタドタと走り回る音が聞こえてきます。
結果的に睡眠不足になったり、生活の質が下がってしまいます。
そんな厄介なネズミを駆除する方法ですが、結論からいうと業者に依頼するのがオススメです。
何故かというと、ネズミは警戒心が強いため素人が完全に駆除するのは難しいからです。
自分で駆除しても、すぐに再発してしまっては意味がありません。
さらに、ネズミは寄生虫や危険な病原菌を保有しているので不用意に近づくと感染症にかかる恐れがあります。
そこで本記事では、天井裏のネズミの効果的な対処法や注意点、業者に依頼した方が良い理由を具体的に解説していきます。
是非参考にしてください。
天井裏のネズミ被害のリスクとは?
天井裏にネズミが住み着いた場合に起こる主な被害は以下の3つです。
- 糞害、騒音被害
- 火災の危険性
- 感染症リスク
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①糞害、騒音被害
天井裏にネズミが住み着いた場合に真っ先に挙げられる被害は、糞の異臭や足音による騒音被害が多いです。
ネズミが住み着いたということは、糞尿や死骸などが放置されるということです。
そうなれば、家の腐敗が進むだけでなく、強烈な異臭が家の中を漂うようになります。
加えてネズミは夜行性なので、人が寝静まった頃に行動を開始し、活発化します。
夜中に天井裏でドタドタ走り回る音が聞こえたり、鳴き声がすれば不眠の原因になりかねません。
睡眠不足はあらゆる健康被害を引き起こす原因になるため、できるだけ避けたいところです。
②火災の危険性
ネズミは硬い物を噛んで歯を研ぐ習性を持っています。
よくネズミがいる場所の近くの柱が削れているのは、歯を削るために柱を噛んでいるためです。
噛まれて柱そのものの耐久力が減ってしまうのも問題ですが、さらに恐ろしいのは天井裏にケーブルなどの配線がある場合です。
ネズミは柱だけでなくケーブルも噛んでしまうため、漏電の恐れがあります。
そして多くの場合、天井裏にはほこりが溜まっています。
ケーブルが損傷して漏電を引き起こし、火花がほこりに引火してしまえば、大きな火事に繋がってしまうのも容易に想像できます。
火事になれば、取り返しのつかない程の大きな損失を被る場合もあります。
そうなる前に、できるだけ早い段階で対処することが大切です。
③感染症
万が一、ネズミに噛まれた場合の感染症は大丈夫か?と心配する方は多いですが、実は死骸や糞尿などを処理する際にも感染する恐れがあることを知る方は少ないです。
基本的にはネズミの死骸や糞には様々な病原菌がいるので、むやみに近づかない方がよいです。
具体的には、レプトスピラ菌やサルモネラ菌、ダニやノミが寄生している場合が多いです。
どれも危険な菌なので、感染してしまえば心身ともに相当の負担を強いられます。
自分で処理する際はマスクや手袋、消毒液などを使って正しい手順で処理しましょう。
ネズミの天井裏侵入ルート解説!
ネズミにもいくつか種類がありますが、天井裏に侵入して被害を加えるネズミは主に、ハツカネズミやクマネズミなどが挙げられます。
2匹とも垂直な壁を登ったり、1.5cm程の小さな隙間から侵入できるので、素人が侵入ルートを全て塞ぐのは非常に困難です。
ですが、頻繁に使われる侵入ルートを予測して自分で塞ぐことができれば、多少なりとも被害を抑えることができます。
以下に侵入されやすいルートを載せておきます。是非参考にしてください。
- 外壁のひび割れ
- 通気口
- 換気扇
- 屋根の隙間
- 下水管
さらに再発防止に力を入れたい方は、業者に依頼するのがオススメです。
業者であれば侵入口を防ぐだけでなく、専門の知識を使って罠をはり、ネズミが嫌がる環境を作ることができます。
不安な場合は保証付きの業者に依頼するとなお良いでしょう。
天井裏のネズミを追い出すための方法とは?
ネズミを追い出す方法はいくつかありますが、中でも比較的実践しやすく効果が期待できるのは以下の方法です。
- 粘着シート
粘着シートを使用したネズミ駆除は作業が簡単なうえに、捕獲した後も衛生的に安全に処理することができます。
仕掛ける際は、壁際に沿って設置すると罠にかかりやすいです。
また、粘着シートと一緒に毒餌を設置してみるのも一つの手です。
ただし、ネズミは非常に警戒心が強いため罠にかかりにくいことも覚えておきましょう。
- 忌避剤
忌避剤とは、動物が嫌がる臭いを発して寄せ付けなくしたり、追い出したりする時に使う道具です。
忌避剤にはいくつかタイプがあるので、よく調べた上で自分に合った忌避剤を使用すると良いでしょう。
具体的には次の3つのタイプが挙げられます。
- スプレータイプ
ネズミが居そうな場所にスプレーをかけておき、ネズミを寄せ付けないようにする方法です。
メリットとしては、手軽で感覚的に使いやすいことでしょう。
デメリットは、物によっては持続性が薄いため、効果は一時的なものが多いです。
- くん煙タイプ
煙なので広範囲かつ小さな隙間まで忌避剤を行き渡らせることが可能です。
スプレーと違って、ネズミのいる場所が把握できていなくても使用できます。
デメリットは、場所によっては火災報知器や家具などにカバーをかける必要があるため、やや手間がかかります。
- 設置タイプ
あらかじめネズミの通りそうなところに置いておきます。
上記2つよりもかなり手軽で持続性もありますが、設置場所が間違っていた場合は効果は期待できません。
ですが、一度追い出しに成功した後の再侵入の予防策としても使用できます。
天井裏のネズミを追い出す際の危険性
二次被害
ネズミの追い出しの際に忘れがちなのが、ネズミの死骸や糞便処理です。
うっかり忘れてしまえば異臭を放つようになったり、ゴキブリなどの他の害虫を寄せ付けて餌場になってしまう事もあります。
前述したように、死骸や糞便中には危険な菌や寄生虫が多く存在します。
処理をする際は、マスクや手袋などを準備して正しい手順で処理しましょう。
再発する恐れがある
追い出しに成功したら次に、再発を防ぐための対策をしましょう。
忌避剤などを使って一時的に追い出しただけでは、ネズミはすぐに戻ってきてしまうため、根本的な解決にはなりません。
壁のひび割れなどの思い当たる隙間を塞ぐのはもちろん、ネズミの侵入を防ぐ専用の道具もあるので活用してみると良いでしょう。
設置型の忌避剤をあらかじめ置いておくのも手です。
怪我の危険性
最後に注意していただきたいのは、怪我をしない事です。
多くの方は自分でネズミの駆除を行った経験はないと思います。
ただでさえ初めての作業なのに、糞便処理や再発防止を完璧に作業するとなると、難易度はかなり高くなります。
慣れないことをする時は誰でもミスを起こしやすいため、思わぬ怪我を負ってしまう恐れがあります。
上記のような作業が難しいと感じる方や、より徹底的に駆除したい方は無理をせずに業者に依頼した方が良いでしょう。
天井裏のネズミ対策を専門家に聞いた!確実な駆除と予防のポイントは?
- 確実な駆除方法
ここまでは自分で駆除する方法を紹介してきましたが、確実に天井裏のネズミを駆除したい場合は、やはり業者に依頼するのが確実だといえるでしょう。
なぜかというと、業者は害獣駆除の専門知識を使って徹底的に駆除できるからです。
例えば、業者が使用する薬剤は市販の薬剤より強力です。
業者であれば、薬剤の正しい使い方も熟知しているので安全に使えます。そして、薬剤が強力ということは、効果もそれだけ大きいということです。
罠を一つ仕掛けるにしても、ネズミは警戒心が強いのでなかなか罠にかからないことが多いです。
ですが、業者はネズミの行動パターンから推測して効果的な場所に罠を設置することができます。
優良な業者であれば、ネズミを1匹残さず駆除するでしょう。
- 予防ポイント
予防ポイントとしては以下の3つの事に注意しましょう。
- 食べ物を放置しない
食べこぼしやペットフード、生ごみはネズミの餌になってしまいます。
食べ物は容器に入れて保存するか、なるべく外に放置しないようにしましょう。
ネズミが食べるものが無くなれば、飢えによって毒餌などの効果もさらに期待できます。
- 侵入口を塞ぐ
前述の通り、ネズミはたった1〜2cm程の隙間があれば侵入できます。
完全に全ての侵入口を塞ぐことは難しいですが、主にネズミが侵入口として使用していることが多い隙間を塞ぐのは効果的です。
- 対策をする
屋根裏などの人の気配が少なく、ネズミが住み着きやすそうな場所がある場合は被害が起きる前に、忌避剤などを設置して対策しておくのも良い予防法と言えます。
天井裏に住むネズミの被害例と解決策まとめ!安心して暮らすためのアドバイス
以上のように、天井裏に住むネズミの対処は想像以上に大変だと分かります。
ここで一度情報を整理するためにも、被害例と解決策をまとめておきましょう。
被害例
- 糞害、騒音被害
- 火災の危険性
- 感染症リスク
追い出し方
- 粘着シート
- 忌避剤
- 業者へ依頼する
予防方法
- 食べ物を放置しない
- 侵入口を塞ぐ
- 対策する
大切なのは、ネズミが住み着かないようにあらかじめ予防しておくことです。
早いうちから予防しておけばネズミの侵入を防げるだけでなく、他の害獣や害虫の侵入を防ぐことにも繋がります。
もし既にネズミの被害で困っている場合は、被害の悪化を防ぐためにも、できるだけ早い段階で対処しましょう。
天井裏に住む他の生物も要注意!ネズミ以外の侵入リスクと対策について
天井裏にはネズミだけではなく、様々な害獣が住み着きやすいです。
例としては、アライグマやイタチなどが挙げられます。
足音だけでは、ネズミかどうかは分かりにくいため、フンや足跡などで判断すると良いでしょう。
ですがハツカネズミやクマネズミとは違い、アライグマやイタチは鳥獣保護法という法律によって勝手に捕獲、駆除することが禁止されています。
万が一鳥獣保護法に違反した場合は、一年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があるため、絶対に違反しないようにしましょう。
駆除は勝手にすることはできませんが、イタチやアライグマの対策方法はネズミとあまり大差ありません。
基本的には忌避剤などで追い出し、侵入口を塞いでから予防するという流れです。
他の害獣の侵入を防ぐという点でも、やはり早めに予防対策しておいた方が良いことが分かります。
信頼性のあるネズミ駆除業者の選び方とポイント解説!安心な解決策を見つけよう
業者に依頼する際は、何に力を入れたいのかを決めておくと業者選びがスムーズになります。
例えば、費用を安く抑えたいのか、再発防止に力を入れたいのかなど、自分に合った業者を選択することが大切です。
ただし、ここで注意点があります。
ごく一部とはいえ、中には相場から大きく逸脱した料金を提示してきたり、最初は低い料金で提示し、追加料金などで後から値段をつり上げる悪質な業者がいるのも事実です。
業者に依頼する際は、相見積もり、追加料金の有無、実績の確認、料金が適切かどうかを確認しておくことが大切です。
以下にオススメの業者を載せておくので是非参考にしてください。
害獣駆除110番
全国受付対応
24時間365日体制の相談窓口なのでいつでも相談できます。
価格は1万3千〜(税込1万4300円〜)程で徹底駆除はもちろん、清掃、殺菌、消毒、侵入口封鎖もついていて比較的安価です。さらに現地調査、見積もりも無料。もちろん追加料金もありません。
害獣駆除についてお問い合わせしたことのあるWEBサイトで利用シェア率第一位を獲得しています。
相見積もりも相談できるので比較検討したい人にオススメできます。
ハウスプロテクト
関東、関西、東海、中四国、九州エリア対応
相談や、見積もりも無料で追加料金もありません。
最短で即日30分で到着も可能です。
再発防止にも力が入っており、保証期間は最長10年ととても長く、期間内であれば無償で対応してくれます。もちろん、駆除も徹底してくれます。
Googleの口コミでも、全社の平均口コミ評価が4,8と非常に高いです。
再発防止に力を入れたい人や、不安な方にオススメできます。
ホームレスキュー
関東、関西、東海、九州エリア対応
相談や現地調査も無料で、現地調査が必要だと判断した場合は最短即日30分で到着可能です。
清掃は勿論、消毒、除菌から原状回復までの修繕も可能です。
関東、関西、中部は最安値保証付で、追加料金もありません。
さらに、実績が豊富で最長10年保証のサポートもあるので安心して依頼できます。
再発が不安な方や、原状回復までの修繕を考えている方にもオススメです。
まとめ:天井裏のネズミ被害から家族を守るために
ネズミに対処するのは面倒なのでついつい先延ばししがちです。
ですがネズミは繁殖能力がとても高いため、放置すると悪化する速度も上がります。
具体的には年中繁殖が可能で、妊娠期間はわずか20日前後、一度の出産で約6匹程産むことができるうえに、ネズミは成長が早いので産まれた子供も3ヶ月程で繁殖が可能になります。
数が増えれば、被害状況も深刻になりやすいです。
さらに家族が同居している場合は、特に注意が必要です。
妊婦さんやお子さん、高齢者がいる場合は感染症が重症化しやすいので、より大きな脅威になります。
万が一感染症にかかり、重症化してしまえば最悪の場合、死に至る程の感染症もあります。
もちろん自分自身の体も大事なので、不安な方は業者に依頼した方が安全な上に確実に駆除することができます。
まずは無料相談できる業者もあるので、自分の被害状況を知るためにも相談からしてみましょう。