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鳩駆除コラム
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ハトは厄介なうえに危険!?生態系や被害例、自分で対処する際の注意点も併せて解説

maniagaizyuu
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「ハトが家に住み着いて困っている」「衛生面は大丈夫?」「何か良い対策はないの?」

鳩に関してこのような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?

なぜ鳩が家のベランダに住み着くかというと、鳩は雨風や天敵であるカラスや猫から身を守れる場所を好むためです。

対処せずに放置すれば糞が溜まっていくだけでなく、安全な場所だと認識されて巣を作られてしまいます。

そんな厄介な鳩を駆除する方法ですが、結論から言うと業者に依頼するのがオススメです。

何故かというと、個人が勝手に鳩を捕獲や駆除をすることは鳥獣保護法という法律で禁止されているからです。

自分で駆除する場合は法に従い、申請して許可を得る必要があります。

許可を得るには時間がかかる上に、自分で駆除、清掃、再発防止の対策をするのにもさらに時間や手間が必要になります。

ですが業者に依頼すれば、許可を得ずに徹底して駆除をすることができるうえに、清掃・消毒、対策までしてくれます。

本記事では、鳩の生態や被害例、被害を防ぐための対策法、自分で対処する際に注意するべきポイントについても詳しく解説していきます。

既に鳩の被害を受けている方や、今後被害を被るかもしれないと心配な方は是非参考にしてください。

ハトの生態について

鳩はハト目ハト科に属する鳥類の総称です。頭が小さく、胸部が発達していてずんぐりとした体型が特徴的です。

ですが、一概に鳩といっても日本には7種類、世界も含めた場合は300種類以上もの鳩がいます。

そこで本記事では、街中や駅で見かけることの多いドバトとキジバトの二種類の鳩を中心に解説していきます。

対処法に大きな違いはありませんが、特徴や性格などを大まかに押さえておきましょう。

  • 特徴

ドバトの見た目は全体的に灰色で、首元に緑や紫色のような光沢のある模様があります。

また、ドバトには鼻こぶとよばれる白い部分が鼻の辺りにありますが、キジバトにはありません。

キジバトの見た目は全体的に赤褐色で、首元にしま模様があり、体色が黒と薄茶色の鱗模様がくっきりしているのが特徴的です。

この体色がメスのキジの模様と似ているので、キジバトという名前がつけられたといわれています。

ドバトとキジバトの違いは、鳴き声で聞き分けることもできます。

ドバトの鳴き声は「ポッポッポ」「クックック」のように比較的短い間隔で鳴くのに対し、キジバトの鳴き声は特徴的で、「デーデーポッポー」のような長い間隔で独特なリズムで鳴きます。

公園などの自然が多い場所に行くと、よく耳にする鳴き声です。

  • 性格

ドバトは基本的に群れでいることが多く、駅のホームや公園でよく見かけます。

温厚な性格で警戒心も薄いため、人間が近づいても逃げる事はありません。

ドバトとは対照的に、キジバトは単独または数羽で行動します。警戒心も強いため、人間に近づいてくることはありません。

元々は林や山奥で生息していましたが、自然が減るにつれて都市部でも目にする機会が増えました。

鳩が厄介なのは執着心や縄張り意識がとても強いため、家に住み着いた場合、一度追い払ってもすぐに戻って来てしまう点です。

  • 食性

食性は菜食寄りの雑食性です。

小さな虫や人の食べかす、木の実や穀類を好んで食べるため、生ごみを漁る事は滅多にありません。

  • 繁殖能力

繁殖期は主に4月〜10月といわれていますが、一年を通して繁殖が可能です。

一度に卵を2個程産むことができ、年に数回行います。

卵が孵化するまでには16〜20日かかり、孵化した後は1ヶ月程で巣立ちをします。生後6ヶ月で成長し、繁殖が可能になります。

比較的短い期間で繁殖が可能なので、ベランダなどに巣を作られてしまった場合は、状況が悪化する前に対処した方が良いでしょう。

対処が遅れて巣の中に産卵されてしまった場合は、個人が勝手に巣を撤去することはできなくなります。

ハトを放置して出てくる被害

鳩の主な被害として挙げられるのは、以下の3つがあります。

  1. 糞による被害
  2. 騒音、洗濯物への被害
  3. 感染症リスク

順に見ていきましょう。

①糞による被害

鳩の糞を放置すれば悪臭や見た目が損なわれるのはもちろん、鳩が住み着きやすくなってしまう原因にもなります。

何故かというと、鳩は自分に適している場所を見つけると糞でマーキングする場合があるからです。

そしてマーキングされれば、他の鳩もここは安全だと認識して近づきやすくなります。

さらに、雨がベランダまで届くようなら、糞の汚れが広がってしまう恐れもあります。

そのため、もし糞をされてることに気づいた場合は速やかに掃除して、近づけないようにしましょう。

ここで注意点が一つあります。

詳しくは後述しますが、糞の中には様々な病原菌、寄生虫がいます。

下手に処理すれば感染症にかかる危険もあるので、処理する際は手袋やマスクなどを着用して、正しい手順で行いましょう。

②騒音、洗濯物への被害

外でたまに鳩の鳴き声を聞くのは良いかもしれません。

ですが、まだ起きていないのに早朝からずっと鳴いていたり、羽音が鳴り止まないなど、そんな状況が続けば、精神的に苦しいのは想像に難くありません。

さらに鳩が頻繁に来ると、外で洗濯物を干すこともできなくなります。

糞程ではありませんが、鳩の羽毛などにも寄生虫や病原菌がいるため、洗濯物を外に干して鳩と接触した場合、洗濯物に寄生虫が付着してしまいます。

③感染症リスク

前述しましたが、鳩の糞や羽毛には様々な病原菌や寄生虫がいます。

不用意に鳩や糞に接触すると感染する恐れがあります。

具体的にどのような感染症があるのか、それぞれ感染経路と症状を詳しく見ていきましょう。

  • ノミやダニ

感染経路

鳩は糞だけでなく、羽毛にもノミやダニなどが寄生しています。

そんな鳩が飛ぶために勢いよく羽を羽ばたかせた場合、振り落とされたノミやダニがベランダに放置されることになります。

万が一、洗濯物が干してある場合は取り込んだ時に一緒に侵入されてしまいます。

症状

噛まれると激しい痒みや皮膚の炎症、アレルギー症状を引き起こす場合があります。

  • トキソプラズマ症

感染経路

トキソプラズマ原虫と呼ばれる寄生虫に感染することによって発症します。

鳩の糞にはこの寄生虫は含まれていませんが、鳩に直接引っ掻かれたりした場合は感染する危険があります。

症状

感染しても健康な人であれば、多くの方は無症状だといわれています。

発症した場合は、体中の痛みや発熱、頭痛などが挙げられます。

ただし、免疫機能に障害を持つ方は重症化する恐れがあるので注意しましょう。

特に気をつけたいのは妊婦さんです。

妊婦さんが感染した場合、胎児まで感染する場合があり、流産、重度の脳障害、視力障害が生じることがあります。

妊婦さんがいるご家庭では、安全をとって業者に依頼するのも一つの手です。

  • オウム病

感染経路

主な感染経路は、乾燥した糞便が空中に舞ったものを吸引してしまったり、鳥との濃厚な接触をした場合に引き起こされます。

オウム病はその名の通りオウムはもちろん、インコや鳩などが病原体を保有している場合が多いです。

症状

潜伏期間は1〜2週間で、咳、頭痛や発熱などの風邪に似た症状が挙げられます。

高齢者の方は重症化しやすいため、不用意に鳩の糞などに近づかないようにしましょう。

以上のように、鳩と直接接触していなくても、乾燥した糞便を介して病原菌が空気感染してしまう可能性があります。糞便を処理する際は必ずマスクなどを着用し、吸い込まないようにしましょう。

安全に処理したい方や、糞便などを正しい方法と手順で清掃するのが難しいと感じる方は、無理をせずに業者に依頼した方が良いでしょう。

ハトの駆除方法について

冒頭でも述べましたが、許可を得ずに鳩を個人が勝手に駆除する事はできません。

ですが、寄せ付けないように対策する事はできます。

ここからは、具体的にどのような対策方法があるのか見ていきましょう。

ハトを駆除するための準備

自分で鳩を駆除する場合は、まずは役所に許可を申請しに行きましょう。

鳩は鳥獣保護法に守られているので、自治体に申請して許可をもらう必要があります。

必要な手続きや書類は各自治体によって違うので、予め確認しておきましょう。

許可を得ずに卵の入った巣を撤去しようとしたり、鳩を傷つけた場合は罰則を受ける可能性があります。

ただし、申請しても許可が降りるまでに一週間〜1ヶ月以上かかる事や、そもそも許可が降りない場合もあります。

時間が掛かるという事は被害が悪化するということ。その分だけ負担も大きくなります。

できるだけ早く対処したい方は業者に依頼するか、被害が軽い場合は鳩がいない間に作業を終わらせてしまいましょう。

ですが、注意すべきことも増えるのでよく確認しておきましょう。

ハトを駆除するために必要な道具

次に、鳩を近づけないようにするための道具を見ていきましょう。

  • 忌避剤

忌避剤とは、動物が嫌がる臭いを発して寄せ付けなくする物です。

価格は2000〜3000円ほどで比較的安価です。

鳩専用の忌避剤もあるので活用すると良いでしょう。

注意点としては、効果はあくまで一時的なものなので、臭いに慣れればまた戻ってきてしまう可能性が高い事です。

  • 鳩専用の剣山

鳩がよくいる場所に剣山を設置するのも効果的です。

剣山を設置することにより、鳩にとって安全な場所ではなくなるので近寄らなくなります。

こちらも価格は2000〜3000円と比較的安価です。

注意点は、鳩に適している剣山を使うことです。

猫用の剣山や、針の密度が低かったり針の長さが短い剣山の場合は効果が薄くなってしまいます。

中途半端な剣山では効果が無いどころか、剣山の上に巣を作ってしまうこともある程です。

効果的な剣山は、針の長さが10cm以上で密度も十分かつ、素材は金属製のものを選ぶと良いでしょう。

金属製であれば劣化も遅く、丈夫なので効果も期待できます。

  • 防鳥ネット

最後は防鳥ネットです。

価格は1000〜2000円程と道具の中でも特に安価です。

物理的に鳩を通さないので、対策道具の中でも効果は最も大きいともいわれています。

網目が小さい程効果は期待できますが、耐久性が低下する事も少なくないので、慎重に選びましょう。

注意点としては難易度が高い点です。

ネットをつける面積を測って設置する場合は、他の道具と比べるとやや手間です。

また、ネットの設置方法が間違っていると侵入される恐れがあるので、丁寧に行いましょう。

家庭で駆除する場合の注意点

主な注意点は3つあります。

1、鳥獣保護法に違反しない

許可を得ずに駆除する場合は、自分のケースが鳥獣保護法に違反しないかを確認しましょう。

例としては、鳩の巣だけがある場合は、鳩がいない間に撤去するのは違反しません。

ですが、鳩の巣に卵やヒナがいる場合は撤去どころか、移動させる事も違反になります。

他にも、鳩を追い払う行動でも罪に問われるケースがあります。

鳥獣保護法に違反した場合は、一年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があるため、絶対に違反しないようにしましょう。

2、鳩を甘く見ない

普段は穏やかな鳩ですが、一度巣を襲われたと判断すれば凶暴になり、必死に巣を守ろうとします。

爪などで引っ掻かれたりして、怪我をすれば感染症の危険も無視できなくなります。

万が一怪我をした場合は、速やかに病院にいきましょう。

3、掃除を忘れない

糞などの掃除は非常に手間なので目をつむりたくなりますが、放置すれば衛生的に良くないだけでなく、害虫の餌場にもなってしまいます。

害虫が増えれば、生活の質が下がることは明白です。

マスクや手袋などを忘れずに、正しい手順で処理しましょう。

ハトを駆除するなら業者依頼が安心

以上のように、個人が鳩を駆除することはかなり大変なことが分かります。

一度駆除をして寄せ付けないように対策しても、再発してしまえばまた一からやり直しです。

ですが業者に依頼すれば、徹底駆除はもちろん、清掃・消毒・対策までしてくれます。

一般的な業者の費用相場は3〜10万円、平均は5万円といわれています。

なぜ料金にバラつきがあるのかというと、被害状況の深刻度によって変わってくるからです。

ただし、相場から大きく逸脱した料金を提示してきたり、最初は低い料金で表示して追加料金などで後から値段を上げるといった一部悪質な業者がいるのも事実です。

業者に依頼する際は、追加料金の有無、実績の確認、料金が適切かどうかを確認しておくことが大切です。

以下にオススメの業者を載せておくので是非参考にしてください。

ハトの駆除を行ってくれる業者一覧

鳩110番

全国対応

24時間365日体制の電話受付が可能なのでいつでも相談できます。

価格は、個人の場合は税込2万2000円〜で徹底駆除はもちろん、糞の清掃、殺菌消毒、再発防止・対策も行ってくれます。

さらに現地調査、見積もりも対象のエリアなら無料。もちろん追加料金もありません。

比較的安価なので、費用を抑えたい人にオススメできます。

ハト駆除NO.1

全国対応

価格は15000円〜で、現地調査、見積もりも無料で追加料金もありません。

徹底駆除はもちろん、再発防止にも力が入っており保証期間は2年〜最長5年と長く、再発しても期間内であれば無料で対応してくれます。

顧客満足度も98.5%と高いので安心して依頼できます。

再発防止に力を入れたい方や、依頼が初めてで不安な方にオススメできます。

ホームレスキュー

関東、関西、東海、九州エリア対応

相談や現地調査も無料で、現地調査が必要だと判断した場合は最短即日30分で到着可能です。

清掃は勿論、消毒、除菌から原状回復までの修繕も可能です。

関東、関西、中部は最安値保証付で、追加料金もありません。

さらに、実績が豊富で最長10年保証のサポートもあるので安心して依頼できます。

再発が不安な方や、原状回復までの修繕を考えている方にもオススメです。

ハトを駆除するなら業者に依頼しましょう

鳩は帰巣本能が強く、一度追い払ってもまたすぐに戻ってきます。

一度気に入って巣を作られてしまえば、駆除することが難しくなります。

巣の中に卵やヒナがいる場合は、自治体に申請して許可を得ない限り、個人で対処することはほぼ不可能になります。

鳩の被害の大きさは人によって異なります。

比較的軽度の被害は自分で対処するのも良いかもしれませんが、被害状況が深刻な場合は無理をせずに業者に依頼しましょう。

早めに依頼することで費用も抑えることができます。

費用がどのくらい掛かるのか知るためにも、まずはお気軽にご相談からしてみましょう。


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害獣マニア
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ライター
害獣駆除経験10年・対応件数1000件以上の害獣駆除のエキスパート。 害獣が好きすぎて、気づいたら害獣駆除の仕事に就く。 害獣駆除についてプロ目線で初心者にもわかりやすい記事を心掛けています。
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